『夢のつづき…』
香織の為にハワイまで来てよかった…
そう思っているのに…
ため息がこぼれる…
『やっぱり可奈ちゃんだ…』
突然、声を掛けられて驚いた顔がしばらく戻せなかった
どうして今、あなたと会うの…
ハワイの陽射しに負けない程のオーラを放つ…
彼は…早川涼だった
私はこの状況に動揺していた…
『またハワイで会ったね…』
涼は笑顔で私の隣に座った
『親友の結婚式で来たんです…涼さんは…』
『オレは今日までプライベート…明日からマウイ島で仕事なんだ…』
こんな近くで話すの、久しぶりだな…