『夢のつづき…』
そんなことを思いながらいつの間にかうとうとしていた
電話が…鳴ってる…
意識がはっきりしてきて私は飛び起きた
夜八時過ぎ…
コールを続ける電話を見つめる…
誰だろう…
香織かな…
「はい…」
「あ…えっと…」
男の人の声…
「可奈ちゃん?」
この時点で誰だかわかっていた…
「オレ…わかる?早川だけど…」
「はい…」
「今、平気?何してた?」
「えっと…今ですか…」
一瞬、言葉につまる…
寝てました…とは言いずらい…