『夢のつづき…』
私は空に向かって手を伸ばした…
涼はじっと私を見つめている…
涙で星が…
それでも私は星を掴む仕草を続けた…
おもいきり手を伸ばした時…涼がその腕をつかんだ
涼の顔が近づいて…
そして私にキスをした…
『オレのせいで、星…取れなかったな…』
『コレは…あげられないの…ごめんね…』
私の手の中で小さく光る星を見た涼は、少し驚いて、少し頬笑んで…
そして私を強く抱きしめた…
その時、涼は耳元で何か言ったけど…
その囁きは聞こえなかった…