『夢のつづき…』
香織に話したら何と言うだろう…
動揺のあまり言葉が詰まってしまう…
香織には落ち着いたら聞いてほしい事があるとだけ伝えた
電話を切った後、どう話せばいいのか…
それまでに何かあるのか…
わかっているけど、認めたくない…
あの日…私がしたことを…
春樹への気持ちを試された私…
そばにある温もりを選んだ私…
弱かった…
揺れる気持ちを押さえきれなかった…
後悔しても、もう遅いよ…
これから私はどうなるの…
ため息の数が増えてゆくことしかわからない…