『夢のつづき…』
私が勝手に夢を見た…
私だけが…
涼は自分の立場を知りながら、私の夢に付き合った…
涼が私の事どうこう思う訳がない…
本気の訳がない…
涼はあの時…
星空の下で私を抱きしめながら耳元で囁いた…
きっと涼はこう言ったんだ…
ごめん… と
私…ホントにバカみたい…
その記事のおかげで私はまた眠れなくなった
それでも毎日の生活は送らなければいけない…
何もしないと余計に気持ちが保てない気がして、ただ仕事を夢中でこなしていた
深夜にかかってくる涼からの電話は一度も出ていない…
涼の声を聞くのが恐かった…