『夢のつづき…』
会場のあるホテルに着くと、敬子は私に会社のパスを持たせた
『これでOKだから…』
『敬子…私、やっぱり…』
『大丈夫だよ、それに…涼も来るみたいだから…』
何も知らない敬子は笑顔でそう言った…
それを聞いた私が喜ぶだろうと思うかのように…
『涼も…来るの…』
『人が多いから、会えるかわかんないけどね…』
すぐにでも帰りたい気分だった…
会場に入ると私と敬子は飲み物を取りに中央へ…
すると関係者と挨拶をはじめた敬子は私の相手ができなくなった