『夢のつづき…』
『ずっと考えていたんだ…出会った頃から、この想いはなんだろうって…』
涼は夜景を見たまま話しだした
『可奈に引かれたのは確かなんだ…でも…』
私も思っていたよ…
この想いはなんだろうって…
『でも…その答えは見つからない…違いますか…?』
涼は私を見つめた
『運命…って信じますか…』
『オレは信じるよ…』
私…気付いたんだ…いろんな運命があるんだって…
こんなにも偶然に会うのだから、早く二人の運命に気付きなさい…
神様が教えてくれている…
そう思っていた…