『夢のつづき…』

だから…

そんなあなただから本当のこと言えないよ…


最後の嘘を許してね…


『‥うん、違ったみたい…』


溢れる涙を必死にこらえて涼を見つめた


どうしょうもないことってあるんだな…


『そっか…』


涼はポツリと言った…


『星…キレイだったよな…』


夜景を見ながら涼は呟いた…


『うん…』


二人は同じ星空を思い出している…


『私…忘れないから…あの日見たあの星空…忘れないから…』


『可奈…あの時の言葉は本当だから…』


 えっ…?


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