『夢のつづき…』
あの日…
満天の星空の下…私を抱きしめながら…彼はそっと何かを囁いた…
『あの時…可奈に愛してると言った気持ちに嘘はなかったんだ…』
愛してる…
涙がこぼれ落ちた…
その言葉を聞けただけで私はもう十分だ…
『うん…』
ありがとう…涼…
涼を好きになったこと…
ほんの短い時間でも、二人の思い出が作れたこと…
よかったと思ってる…
未来を信じて、つらい恋を選ぶこともできた…
その先には幸せが待っているかもしれない…
涼と二人で運命の答えを探せたかもしれない…