『夢のつづき…』
『可奈…春樹さんのこと話していいよ…』
『香織…』
『言いたくないなら別…でも、春樹さんのこと思い出しても辛くないなら‥春樹さんへの想いを口に出したいなら‥私が聞くよ…』
『うん…』
私は香織に春樹との思い出を話した…
それはどれも春樹を恋しく思うものばかり…
春樹にもらった星の話…
ドライブで草原に行った話…
私の誕生日に星を見に行く話…
最後の電話で愛していると言ってくれた話…
いつも持っている‥たった一枚のツーショット写真を香織に見せた…