『夢のつづき…』
『分かってる…でも…こんな気持ちでいるのは苦しいの…せめて、ちゃんとした再会をしたいの…春樹が私をわからなくても…』
『春樹に会ってどうするつもり…』
『春樹は私のこと、あなたの知り合いだと思っているならそれでもいい…今度はちゃんと挨拶するわ…無理に思い出させることはしない』
マリコの顔は納得しているようには見えなかった
でも、私の気持ちも変わらない…
『わかったわ…これから一緒に春樹の所に行きましょ…これを最後に彼には干渉しないで…』
私に出来ることがないのは事実…
マリコは春樹を支えることが出来る…