『夢のつづき…』
今私に出来ること…
春樹が私のことを覚えてないなら、新たに覚えてもらうしかない…
たとえ以前のように愛してくれなくても、私の存在を知っていてほしい…
『ありがとう…』
私はマリコに頭を下げた
『えっ…』
『春樹を助けてくれて…春樹を支えてくれて…こんなこと私に言う資格ないかもしれないけど…春樹のこと…お願いします…』
『可奈さん…』
春樹とまた会えたのは、マリコさん…あなたのおかげなのよね…
本当は感謝しなくちゃいけないんだ…
『可奈さん、じゃ行きましょうか…』
私たちは春樹のもとへ向かった