『夢のつづき…』
写真展は終わった…
春樹の連絡先も住んでいる所もわからない…
マリコも教えてはくれなかった…
せめて、春樹のことを心配していた人たちに連絡して欲しいとマリコに頼んだけれど…
すでに春樹が覚えている人たちには連絡したとマリコは答えた…
向井さんが知らなかったのは、きっと私のせいなんだろう…
私は春樹と再会したことを向井さんと敬子に話した
二人は春樹の無事を知り喜んだけれど…
記憶が無いこと…私を覚えてなかったことを話すと苦難の表情をした
マリコと私の考えにも納得いかないようだった…
どうして本当のことを春樹に言わなかったのかと、敬子は私に泣きながら怒った…