『夢のつづき…』
『えっ…』
一瞬だった…
隆の後ろで重なるように春樹が見えた…
『え、何?』
隆は後ろを振り返るが、そこには春樹の姿はない…
幻覚…?でも今のは…
その数秒後…
そこにいたのは春樹だった…
隣にはマリコがいた…
調味料の棚でドレッシングを選んでいた…
お互いに一本ずつ手に取って、どちらにするか楽しそうに言い合っている…
春樹…胡麻風味の持ってる…
それ…好きだったよね…
それはちゃんと覚えているんだ…