『夢のつづき…』
隆の言う通り…散歩には最適な所だな…
春樹が気に入りそうな環境かもしれない…
あのスーパーに来たんだし、本当にこの近所に住んでいるのかも…
隆が気を使って話してくれているのがわかるから、私も明るく答えていたけど…
こんな気持ちで香織たちの所へ戻ったら…感のいい香織のことだ、私の様子に気付くはず…
その場にいた隆が話せばなおさら…
みんなで楽しく過ごすはずの時間が変わってしまう…
『隆…ごめんね…ちょっと座っていい?』
『ああ…』
私たちはテラスのベンチに座った