『夢のつづき…』
私は思わずため息をこぼした…
『まさか…会うとは思わなかったよ…』
私は苦笑いで呟いた…
『あの彼女がマリコか?』
『うん、そう…春樹…見事に私のこと覚えてなかったでしょ?』
『可奈…辛いだろ…今日みたいな会い方…』
『もう会えないかも…って思っていたのに、実際に会っちゃうと、やっぱりね…』
やっぱり…正直キツイ…
楽しそうな二人の姿を思い出すたびに、心が揺れる…
春樹の為…そう決断した自分に自信がなくなる…
『本当に今のままでいいのか?』
なんだかわからなくなってきた…