『夢のつづき…』
隆と別れて一ケ月が過ぎた…
香織はよく電話をくれたり、食事に誘ってくれる…
寒い日にはよく、香織の家で香織の彼と鍋をした…
たくさん食べて飲んで、盛り上がった後は楽しかった分、帰りは淋しかった…
でも、一人になって気付くこともある…
始めは何も手に付かなくて、隆のことばかり思い出していた…
私はどれだけ隆との時間を費やしてきたんだろう…
でもそれは、隆も同じ…
違うのは…
隆は今…一人じゃない…