あたしのDarling!!!
プシュー…
電車の扉が開いてあたし達は降りた。
「…なんで?」
あたしはしょーちゃんに聞いた。
「いや、あっちは受験12月ならしい訳。実技もあるらしいしー」
そっか。東京の料理学校だもんね。
一緒に受験勉強さえ出来ないんだ…
「ま、とりあえず那南が先だな。頑張れよ」
「わかってるよ(笑)。合格してみせる」
二人の後ろ姿を見ながらあたしは一人、うつむいていた。
メニュー