あたしのDarling!!!
「あ゙ーもゔ美味過ぎー…!!!」
泣きながら那南は叫んだ。
「まあ(笑)。那南の化粧落ちたとこ見るなんて貴重★」
「うっさい」
…那南、嬉しそうだなあ。
「さらに那南には泣いてもらいましょう」
しょーちゃんがそう言うと、あたしと目が合った。ふっと笑うと後ろを向く。
「マサヒロー」
!!!
突然那南は泣き止み、ドロドロに落ちたマスカラを必死で拭う。
しょーちゃんの横からひょっこり出てきたまあくん。
「おめでとう那南!!!」
白いまあくんの歯が見えて、那南は少し恥ずかしそうに顔をふせた。
「ま、まあくん…!!!」
まあくんの手には、数え切れないほどのバラの花束があった。