あたしのDarling!!!
「…しょーちゃんやるねえ(笑)」
那南の家からの帰り道、あたしとしょーちゃんはとぼとぼ歩いていた。
まあくんは那南の家にいる。
「やるでしょ、俺」
「うん。今回だけは認める」
「今回だけかよ(笑)」
「…まあくん那南に一直線だったね」
「おう。羨ましいよな。つーか俺って1年続いたことないかも。やばいな」
「あたしなんか朝倉君だけだし」
あ、そう。朝倉!
何か思い出したようにしょーちゃんがつぶやいた。
「朝倉…学校同じ方さ、まさかとは思うんだけど、もう一人の朝倉となんかつながりありそうじゃねえか?」
「…なんで?」
「いや。…漢の勘としか言いようないけど」
「偶然だって。きっと」
「…そうだな!!!俺関係ないしな!!!」
「ひど」