あたしのDarling!!!
二人の夜
「何が『しょーちゃん…?』だよ。なんで来てんの」
『なんで来てんの』
そう言われても、なんにも思い浮かばない。
朝倉君を探してだなんて
言えるはずもない。
ずっとあたしが黙ったままでいると、
しょーちゃんははあっとため息をついて言った。
「…仕方ねえな。とりあえず立て。そのこけた体制はまずいだろ(笑)」
吹き出して笑う、しょーちゃんの顔。
「…あははっ」
思わずあたしも笑っていた。