あたしのDarling!!!
あたしは那南に言われたことを言った。
きっと那南には怒られるだろうけど。
「まじかよ」
「まじです」
「そりゃ俺も気にはなるけど…なんか考えとかあんの?自然と聞き出す」
「それが…」
ないんだよねえ。
「那南はなんか考えてるみたいだけど、あたいはよくわかんない。気にはなるけど、言えない」
「だよな…つーか笹原ってもしかして…」
今更な答えを彼は言った。
だからあたしは言ってやった。
「そうだよ。しょーちゃんのことが好きなの」