あたしのDarling!!!
「朝倉君!!!」
朝。
校舎の裏で、歩いていた朝倉君を呼び止める。
家につくともう学校を出る時間で、急いで着替えたあたし達はまた電車に乗った。
『二回目だね(笑)』
そう駅員さんに笑われた。
親は相当怒ってたけど、説教は帰ってからするらしい。
今日は家に帰るのが苦だ…
「何?なんかあるの?松川まで来て(笑)」
ちょっと驚いた様子の朝倉君が、あたしに聞いた。
「ちょっと聞きたいことがあるんだ」
あたしは直球で聞いた。
「朝倉君と朝倉君の関係を教えて」