あたしのDarling!!!
「何が聞けねえの?もしかして好きな人とか?」
「ち…違う!!!」
そうだけど…
「ていうか、俺合格したのに祝ってくれないのね」
しゅんとしたフリをするしょーちゃん。
そう。先週。合格だってメールが来て、あたしはすぐに部屋の窓を開けてしょーちゃんに叫んだ。
雪が入ってきてめちゃくちゃ寒かったけど、しょーちゃんの顔を見たら、寒さなんかどっかへ行った。
「無理。あたしが日大受かったらイッペンにやるの」
「スベったら?」
「しょーちゃん!」
周りを見ると、こっちをガンを飛ばしながら見る皆が……いた。
「スイマセン…」