あたしのDarling!!!
「なんで知ってんのよ。ていうかこのクラス皆?」
「那南が騒いだからなー」
小さくしょーちゃんがつぶやいた。
話を聞くと、あたしが朝倉君と教室を出て行ったあと、那南とマヤちゃんがあたしのことについて語っていたそうだ。
その声が大きくて…
「聞こえちゃったんだよごめんアリサちゃん」
まあくんまで…
「んで。どうだった?」
「は?」
「こ、断ったのか?それとも…」
は?
こんなところで言えると思いますか?
そしてあたしはきみが好きなんですけどオワカリ?
「しょーちゃんのバカ!!!」