あたしのDarling!!!





「気にすんなよー」


「何すねてんのアリサー」





「気にしてないしすねてない!」





駅前。


あたしは一人で歩いていた。

っていっても二人ついて来てるけど。





「あいつらはアリサが羨ましいだけだって」


「そーだよ!あんなの気にしてたらなんも出来ないじゃん」



「だから気にしてないって」





そう言われても、事実、あたしはいっつも皆と一緒。



ひとりで行動なんてあんまししない。



今まで習い事も、塾も、高校も。


那南としょーちゃんと同じだった。





”事実を言われた”


だけのことなのに。







胸が痛いのはなんでですか―?





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