あたしのDarling!!!
「ごめんなっかなか兄貴が着なくてさ〜」
しょーちゃんが笑いながら言った。
「当ったり前じゃねえか!!!こんな恥ずかしいの着れねえだろっ」
松にいは顔真っ赤。
後ろにはしょーちゃんのパパとママがいた。
「全く。アリサちゃんと那南ちゃんが振袖着るっていうから
家探したらいいモノ見つけた★と思ったのに…着るのが遅くて(笑)」
しょーちゃんママは少し呆れた顔で言った。
「着たんだからいいじゃん」
松にいは顔が暗いけどしょーちゃんはなんだかノリ気だ。
「よし、じゃあ行こうか」
那南のパパの合図で
あたし達は歩き出した。