あたしのDarling!!!
「おはよ」
あたしはなるべく"いつも通り"振る舞った。
「おう」
しょーちゃんは斜め上を見る。あたしの顔は見てくれない。
あのあと、しょーちゃんはなんにも言わずに窓を閉めた。
翌日まで学校はあったけど、那南には言ってない。もうバレてるかな。
だけど後悔はしてないよ。
言わなきゃ絶対この先言えないだろうし、『クリスマス』ならノリでOKしてくれるかな…みたいな。
だけど正直胸が痛い。