あたしのDarling!!!
「笹原!!!」
しょーちゃんはあたしを無理矢理引き連れて、晴のいる教室へ行った。
「え、何松川くん」
晴は眉間にしわをよせたしょーちゃんを不思議そうに見つめる。
「何じゃねえよ。お前がアリサをひどい目に合わせてたんだろ」
何なに?
そう言って皆が騒ぎ出した。
あたしは急いでしょーちゃんを止める。
「ちょ、こんなとこで騒いじゃダメじゃん!晴もびっくりしてるでしょっ」
「―じゃあ話がある。屋上来て」
静かにしょーちゃんは口を開けた。