あたしのDarling!!!
「きらいだったの。入学したときから。
松川くんにはべったりだし、うざかった」
これが、晴のあたしへの気持ち。
そう思うと胸が張り裂けそうだった。
「松川くんに一目惚れしたときも、隣にはあんたがいた。 彼女かって思ってたけど、そうじゃなかった。けっこう私モテんのに、松川くんが引っ掛からないのはあんたのせいだと思ったの」
「………。」
胸が痛かった。
あたしは晴にそんな風に見られてたってこと。
友達だって思ってたのに、そういう感情が胸を突き刺した。
でもいきなり集中攻撃されて、黙ってられるあたしじゃない。