あたしのDarling!!!




「………もしかして、山梨サンって松川くんのこと……」


急に笹原サンの顔が暗くなる。超不安そう。



「…ないない!あのしょーちゃんだよ?ただの幼なじみだって(笑)」


−−−思わず言ってしまった。

しょーちゃんへの想いを知られたくなくて……。




「じゃあ決まり!応援してね!あ、もう私おりなきゃ!またねっ、山梨サンっ」


どたばたと笹原サンは電車をおりて行った。



「え、あ……」


あたしは何も言えないまま、笹原サンとしょーちゃんの応援をすることになってしまった−−−




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