あたしのDarling!!!
「引き受けた……ことになってる」
「このままだとアリサ超嫌な奴だけど」
「…それはわかってる」
「じゃあ笹原サンに正々堂々宣戦布告することだね」
宣戦布告………。
「あたし、出来ると思う?」
あたしは那南に聞いた。
那南が応援してくれるなら、出来る気がする。
「うん。アリサなら勝てるよ絶対!!!」
那南に肩を押されて、あたしは駆け出した。
笹原サンに宣戦布告するために。