あたしのDarling!!!
プルルルルル…
『お手元のレバーをお下げください』
ジェットコースターの発射準備。
隣には晴。後ろにはしょーちゃんと朝倉君。
いくらなんでも一応晴とはライバルだから、しょーちゃんの隣は譲れない。
そう思ってしょーちゃんの隣を確保しようとしたけど、晴があたしの隣がいい、って言ったから、こういう席になった。
「わ、わ、アリサちゃん!私何気に怖いかも…」
そう言うと晴はあたしに抱き着く。
「危ないって!大丈夫だから、ね?」
あたしは慌てて晴を沈めさせる。
「っわ!!!」
いきなりジェットコースターが動き出した。
どんどん上へ上がって行く。
キャーーー!!!!