あたしのDarling!!!
「吐きそう…」
青いであろう、あたしの顔。
「アリサちゃん大丈夫?」
晴が心配そうに、あたしを見つめる。
大丈夫じゃないから…
「お前さあ、ジェットコースター無理なんだったら無理だって言えよ。俺が一緒についてたげてたのに(笑)」
しょーちゃんがニヤニヤ笑いながら言った。
「冗談やめて…あたし今本気でやばいから……」
正直あたしはジェットコースターが苦手。
いきなり乗るのは超苦手。
前に一回、那南と乗ったとき、なぜか大丈夫だったから今回も大丈夫だろうと思って乗った。
だって乗らなかったらノリ悪いコみたいじゃん。
「あたしもやばかった〜(泣)」
晴はそう言うけど、超元気そうだ。
「じゃあ休憩しよっか。オレジュース買ってくるわ」
朝倉君はそう言って、晴と一緒に売店へ向かって行った。