あたしのDarling!!!




「吐きそう…」

青いであろう、あたしの顔。


「アリサちゃん大丈夫?」

晴が心配そうに、あたしを見つめる。



大丈夫じゃないから…




「お前さあ、ジェットコースター無理なんだったら無理だって言えよ。俺が一緒についてたげてたのに(笑)」

しょーちゃんがニヤニヤ笑いながら言った。


「冗談やめて…あたし今本気でやばいから……」



正直あたしはジェットコースターが苦手。

いきなり乗るのは超苦手。



前に一回、那南と乗ったとき、なぜか大丈夫だったから今回も大丈夫だろうと思って乗った。

だって乗らなかったらノリ悪いコみたいじゃん。



「あたしもやばかった〜(泣)」


晴はそう言うけど、超元気そうだ。



「じゃあ休憩しよっか。オレジュース買ってくるわ」


朝倉君はそう言って、晴と一緒に売店へ向かって行った。




< 64 / 255 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop