あたしのDarling!!!




『何名さまですか?』



そう聞かれたとき、思わず言ってしまった。

ってかそれでいいんだけど。



「ふ、二人です」



「ではどうぞ、ゆっくりお乗り下さい」


横を見ると、しょーちゃんじゃなかった。


「朝倉君……?」




「ん?オレじゃダメ?」



言えなかった。

しょーちゃんがいいとか絶対。



「べ、別にいいよ(笑)」




これが間違いだったんだ。




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