あたしのDarling!!!
「…ん?」
「……なんでもない」
「そうか(笑)」
しょーちゃんは素敵だ。
素敵過ぎる。
いつでも爽やかで、笑ってる。
…あたしは違う。
「アリサ!もう家ついたけど」
気付くとあたし達は家の前にいて。
しょーちゃんはあたしが買ったお土産を『ん』っつって渡した。
持っててくれたんだ……
「ありがと」
「おう。じゃ、また」
「うん」
隣にいるのに、壁一枚なのに、
あたしはしょーちゃんから遠い。
そんな気がした。