ラブストーリーを一緒に
き、



「きゃゃゃゃぁあああ……っっっ!!!!!!」



あまりの事実に、思わず両手で顔を覆ってしゃごみこむ。



「な、なんだぁ…!?」



ガタガタとした音と気配で、彼が起き上がったことはわかったけど―――



「あ、そういやさぁ子、あんたの大ファンだったわ」



あははっと笑う母親をきっと睨んでやる。



「ひどいよお母さん!最初からハルカ様だって教えてくれたらいいのに…!!」



知らなかったとはいえ、わたしってば無礼なことを次々と…!!!



「ハルカ、さま…!?」



チラッと盗みみると、熱でほてった顔のままポカーンと…



あぁっ!わたしってばついいつも呼んでるように様づけを…!!!
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