ラブストーリーを一緒に

押しかけアシスタント

「…失礼…します…」


もらった合い鍵(というか母から無理矢理渡された)を使って、そろそろと玄関の中へと忍び込む。


音をたてないようにそぉっと、モノトーンで統一された広い寝室をのぞいて、ベッドの上に膨らみがあるのを確認。




良かった。


ちゃんと寝てるみたい…




起こさないように細心の注意を払いながら近付くと、


「……せ、先生…!何やってるんですか…!!!」


咎めるようなわたしに、寝てるはずの先生は悪びれもせずに答えた。


「見りゃわかるだろ…仕事」


し、仕事って…!
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