ラブストーリーを一緒に
「あたしは今日別件で用事があって、休日出勤。香月くんとこはあんた一人で行きなさい」
「えぇぇぇーっ!!?」
あまりの事実に、ガバッと腕を掴むと、うざがるように手を振り払う冷たいうちの母親。
「困るよ…!わたし一人なんて…!」
「なんで困るのよ。憧れのハルカ様でしょ?」
それは、だって、女の人だと思ってたからで…!
「ほんとに困るよぉー…」
てっきりお母さんも一緒だと思ってたから、単純に喜んでたのに…
二人きりだとしたら、何話せばいいの…
年上の、しかもバリバリ仕事してる大人の男性と二人きりで話をした経験なんて、わたしにあるはずがない。
「えぇぇぇーっ!!?」
あまりの事実に、ガバッと腕を掴むと、うざがるように手を振り払う冷たいうちの母親。
「困るよ…!わたし一人なんて…!」
「なんで困るのよ。憧れのハルカ様でしょ?」
それは、だって、女の人だと思ってたからで…!
「ほんとに困るよぉー…」
てっきりお母さんも一緒だと思ってたから、単純に喜んでたのに…
二人きりだとしたら、何話せばいいの…
年上の、しかもバリバリ仕事してる大人の男性と二人きりで話をした経験なんて、わたしにあるはずがない。