ラブストーリーを一緒に
ふーんだっ



いいんだもん。



夢くらい見たいもん!



「…やべ…腹いてぇ…」



どーでもいーけど、笑いすぎだっ



先生はお腹を押さえて、身体をくの字にして笑いころげてる。



「せ、先生だって!そーゆーのいっぱい書いてるじゃないですかー!」



わたしは先生の本を読むたびに、ドキドキしたり、切なくなったり、それこそ出てくる男の人に恋してるのに…!



まぁ…夜景が見えるスイートルームは出てきてないけど。



「…やー…リアルにそんなこと言われるとな…。…おまえってすげーわ…」



はい、全然褒められてる気がしませんっ
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