本命⇔逆チョコ?
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時間はあっという間に過ぎてお昼休みになった。

今は「チョコを渡す絶好のチャンス」らしく

いろんな女子が男子を呼び出したりしていた。



もちろん、

あたしは・・・・・麻子といる。



「ねぇー。健一に本当にあげるの?」

「うん。もう作っちゃったしね。」



麻子はあたしの考えてることが分からないのか、納得してない顔をしてたけど。


そんなの関係ないし。

誰がなんと言おうと健一にチョコあるんだから!!


しばらく下を向き考えていた麻子は、ふと顔を上げてにっこり笑った。


「ま、頑張りなよ。うち応援してるからさ。」

「・・・麻子・・大好きー!!」






麻子は応援してくれるらしいし。

後は、あたしが頑張るしかないよね。




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