Could you love me?


「・・・わからない」


ユウヒは泣かなかった。

笑っていた。



「私の魅力に気がつかないなんて、馬鹿ねぇ」



強気なユウヒ。

強がっているだけ、って事くらい、俺でもわかる。


でも、お前を愛すことなんて、いくら時間があったとしても俺にはきっとできない。






「ああ、俺馬鹿なんだよ」






*



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