Could you love me?



それから、午後は時間が流れるのが早く感じられた。



ホームールームが終わってすぐ、要吹は私のすぐそばに来た。




「ごめん!復習用のノートもう無くなってて。買い物付き合ってや」




「ドジィ。いいよ、どこで買うの?」




“いいよ”なんて言った私が、馬鹿だったの。




「あー、あのデッカイのの中に文房具屋あったよな?」







*
< 53 / 67 >

この作品をシェア

pagetop