49日
麻里子が話を終えると、最初に大久保佳奈子が聞いてきた。
「それで、警察はなんて?」
「一緒にいて、変わった様子がなかったか聞かれた」
「49日のことは話したの?」
佳奈子の質問に麻里子は首を横に振った。
「どうせ信じてもらえないだろうから話してない」
「それはそうかもしれないけど。この際、警察に話してもよかったんじゃない?」
「なんて話すの? まさか、幽霊に殺されましたって? そんな話し、まともに聞いてくれるとは思えない」
麻里子がそう言うと、佳奈子は黙ってしまった。
ちょっと、きつい言い方だったかもしれない。
「それで、警察はなんて?」
「一緒にいて、変わった様子がなかったか聞かれた」
「49日のことは話したの?」
佳奈子の質問に麻里子は首を横に振った。
「どうせ信じてもらえないだろうから話してない」
「それはそうかもしれないけど。この際、警察に話してもよかったんじゃない?」
「なんて話すの? まさか、幽霊に殺されましたって? そんな話し、まともに聞いてくれるとは思えない」
麻里子がそう言うと、佳奈子は黙ってしまった。
ちょっと、きつい言い方だったかもしれない。