49日
“あいつ”


その言葉に辺りはシーンと静まり返った。


ただひとり、加藤明だけがニヤニヤと笑っている。


彼はいったいなにを考えているのか?


なぜこんなことをしようとしているのか?


麻里子には検討もつかない。


そのときだった……

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