49日
「うん。じゃあ、お邪魔しまーす♪」


そういって美佳は男たちが空けてくれた席へと座った。


その際、男たちは早苗にもスペースを作ってくれたが、


早苗は「ここでいいです」といって、扉に1番近いソファの隅っこに座った。


「なに飲む?」


黒縁眼鏡の男性が美佳に聞いた。


ここは持ち込みOKのカラオケボックスだから、


テーブルにはたくさんの飲み物が置いてある。


美佳は一通り飲み物を見渡すと、


「じゃあ、ウーロン茶もらおっかな」


といって、ペットボトルを手にとった。
< 221 / 458 >

この作品をシェア

pagetop