49日
「いいじゃん。飲めるなら飲もうよ♪」


「えっ? でもほんとにちょっとしか飲めないよ?」


「大丈夫、大丈夫。残してもいいから」


「でも、もったいないし……」


そういって困った様子をみせる美佳。


だが黒ぶち眼鏡の男の子は美佳の手からウーロン茶を取ると、かわりにビールの缶を手渡した。
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