49日
「おっ。戻ってきた」
「えっ? なに? もしかして、アタシ待ち?」
きょとんとした様子で愛里が言う。
「もう。次、愛里の番でしょ」
そういって美佳が愛里にマイクを差し出した。
「あっ! もう曲終わるじゃん!」
「戻って来るのが遅いからだよ。どうする?もう一回入れる?」
「うーん。まぁいいよ、消して」
「いいの?」
「うん。いいよ」
「消していいって。タカシくん」
「うぃーす」
タバコを吸っていたタカシがリモコンで曲を止める。
「次、誰だっけ?」
そんな何気ない会話がなされていたそのとき、次の曲が入った。
♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜
「あれ? この曲って??」
そのメロディーとタイトルを目にした美佳と早苗の表情が一瞬にしてひきつる。
画面には『バースデーソング』という文字が表示されていた……。
「えっ? なに? もしかして、アタシ待ち?」
きょとんとした様子で愛里が言う。
「もう。次、愛里の番でしょ」
そういって美佳が愛里にマイクを差し出した。
「あっ! もう曲終わるじゃん!」
「戻って来るのが遅いからだよ。どうする?もう一回入れる?」
「うーん。まぁいいよ、消して」
「いいの?」
「うん。いいよ」
「消していいって。タカシくん」
「うぃーす」
タバコを吸っていたタカシがリモコンで曲を止める。
「次、誰だっけ?」
そんな何気ない会話がなされていたそのとき、次の曲が入った。
♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜
「あれ? この曲って??」
そのメロディーとタイトルを目にした美佳と早苗の表情が一瞬にしてひきつる。
画面には『バースデーソング』という文字が表示されていた……。