49日
「アタシ、やっぱり早苗のとこ行ってくるよ」


「私も行く」


そういって、愛里と千春は部屋を出ていった。


部屋に残された男性陣は「このあと、どうする?」といった感じで、お互いの顔を見合わせる。


美佳はドサっとソファに座った。


バカな奴ら。


私は止めてあげたのに。


まきこまれて、死んでも知らないんだから。
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