49日
赤色のワンピース
ブー…ブー…ブー…
「もしもし?」
「もしもし!? 早苗!? あんたいまどこにいるの!?」
狭い廊下を歩きながら携帯に出たのは鈴木早苗だった。
「ごめん、いま駅。気分悪くて外に出ちゃったんだ」
「だったら連絡くらいしなさいよ! みんな心配したんだから」
携帯の向こうから愛里の声が聞こえる。
「ごめんね。でも、もう平気だから」
早苗は愛里に心配かけないように言葉を返すと、
ある“部屋”の前で立ち止まった。
そして、ガチャリ……
扉をあける……
「もしもし?」
「もしもし!? 早苗!? あんたいまどこにいるの!?」
狭い廊下を歩きながら携帯に出たのは鈴木早苗だった。
「ごめん、いま駅。気分悪くて外に出ちゃったんだ」
「だったら連絡くらいしなさいよ! みんな心配したんだから」
携帯の向こうから愛里の声が聞こえる。
「ごめんね。でも、もう平気だから」
早苗は愛里に心配かけないように言葉を返すと、
ある“部屋”の前で立ち止まった。
そして、ガチャリ……
扉をあける……